2012年3月23日金曜日

なぜ脚気の診断でひざをたたくのですか?ビタミンB1の欠乏でなぜひざが反応しなく...

なぜ脚気の診断でひざをたたくのですか?ビタミンB1の欠乏でなぜひざが反応しなくなるんですか?







ビタミンB1は、糖の代謝を促進してエネルギーをつくり、神経・筋肉などへ供給します。

ビタミンB1のチアミンという物質は、糖代謝をサポートする「補酵素」として働き、

成長促進、心臓機能の安定、消化液の分泌、食欲増進などの他に、

中枢神経や末梢神経の正常化を働きかける作用があります。



糖をエネルギーに変えるチアミンが不足すると、

神経をコントロールしている脳は糖を沢山必要としているため、

脳に糖が運ばれなくなるとこちらもまたエネルギー不足になるので

神経系の症状が現われます。



末梢神経に障害がでてくると、腱反射があらわれる筋の中の組織⇔脊髄という

ルートが阻害されるので、腱反射が消失するのです。

神経症状としては他にもしびれ、感覚異常、筋力低下などがありますが、

反射検査がいちばん手っ取り早いので、まず反射をみます。

叩くのは特に膝でなく肘やアキレス腱でもいいのですが、

いちばんはっきり表れやすいので…

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