2012年3月20日火曜日

ビタミンの種類と効能

ビタミンの種類と効能

ビタミンA、B、C、D・・・ いろいろと耳にしますが

一体、何種類のビタミンが存在するのでしょうか。



また、それぞれの効能についても教えて下さい。







ビタミンの定義は、『 微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず、自分では作る事が出来ない化合物 』 となっていて、この定義に該当するビタミンは〝13種類〟存在しています。

【ビタミンA、B1、B2、B3、B5、B6、B7、B9、B12、C、D、E、K】



ビタミンB群の数字に欠番があるのは、昔からビタミンと考えられていた物質でも、現在の定義に当て嵌まらない物は〝ビタミン様物質〟として区別されるようになった為です。



≪水溶性ビタミン≫

① ビタミンB1: チアミン

効能:糖質の分解を助ける、疲労回復を早め倦怠感を予防する、ストレスを緩和する、アルツハイマー病を予防する

http://www.e-vitamin.info/b1.html



② ビタミンB2: リボフラビン【ビタミンGともいう】

効能:脂質の分解を助ける、肌を健康に保つ、成長を促進させる、脂っぽい皮膚を抑える、口内炎や口角炎等を抑え粘膜を健康に保つ

http://www.e-vitamin.info/b2.html



③ ビタミンB3: ナイアシン【ビタミンPPともいう】

効能:二日酔い・悪酔いを防止、たんぱく質・脂質・糖質の分解を助ける、喘息時の喘鳴音を緩和、口内炎や口角炎等を抑え粘膜を健康に保つ、血清コレステロールの低下(但し大量摂取が必要で副作用あり)

http://www.e-vitamin.info/b3.html



④ ビタミンB5: パントテン酸

効能:脂質・糖質の分解を助ける、化学化合物の解毒作用がある、ストレスに対する抵抗力を高める、肌を健康に保つ、免疫力を高める

http://www.e-vitamin.info/b5.html



⑤ ビタミンB6: ピリドキシン

効能:たんぱく質や脂質の分解を助ける、動脈硬化を予防する、つわりや妊娠中毒症を緩和する、脂っぽい皮膚を抑える、口内炎や口角炎等を抑え粘膜を健康に保つ、中枢神経の働きを正常に保つ、免疫力を高める

http://www.e-vitamin.info/b6.html



⑥ ビタミンB7: ビオチン【ビタミンBw、ビタミンHともいう】

効能:アトピー性皮膚炎の原因を減少させる、肌や髪を健康に保つ、糖尿病を緩和する、糖質のリサイクルを助ける

http://www.e-vitamin.info/bh.html



⑦ ビタミンB9: 葉酸【ビタミンBc、ビタミンMともいう】

効能:悪性貧血を予防する、動脈硬化を予防する、DNAの合成や細胞分化・修正を助ける、ガンを予防する、免疫力を高める、胃腸の粘膜を強くする

http://www.e-vitamin.info/bm.html



⑧ ビタミンB12: コバラミン

効能:悪性貧血を予防する、動脈硬化を予防する、腰痛や肩こりを緩和する、精神を安定させ集中力や記憶力を向上させる、不眠症の緩和

http://www.e-vitamin.info/b12.html



⑨ ビタミンC: アスコルビン酸

効能:免疫力を高め風邪などに対抗する、コラーゲンの生成を助ける、ガンを予防する、ストレスに対抗する、コレステロールを下げる、活性酸素を除去する、しみ・そばかすを防ぐ、痛風を緩和する

http://www.e-vitamin.info/bc.html





≪脂溶性ビタミン≫

⑩ ビタミンA: アクセルフロール

効能:疲れ目や視力の低下を防ぐ、肌あれを防ぐ、風邪を予防する、ガンを予防する、活性酸素を除去する

http://www.e-vitamin.info/a.html



⑪ ビタミンD: エルゴカルシフェロール

効能:歯や骨を丈夫にし骨そしょう症を予防する、筋肉をスムーズに収縮する

http://www.e-vitamin.info/bd.html



⑫ ビタミンE: トコフェロール

効能:活性酸素を除去する、血液をサラサラにする、更年期障害をやわらげる、新陳代謝を活発にする

http://www.e-vitamin.info/be.html



⑬ ビタミンK: フィロキノン

効能:出血時の血の凝固を助ける、歯や骨を丈夫にし骨そしょう症を予防する

http://www.e-vitamin.info/bk.html



ビタミンにより効能も様々ですが、健康的な生活をする上で必要な栄養素ですから、食事やサプリメントなどで上手にビタミンを補給するようにして下さい。



〝ビタミン様物質〟 http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail183.html

〝サプリメントの選び方〟 http://www.e-vitaminc.net/torikata02.htm

〝ビタミンの推奨摂取量〟http://www.e-vitaminc.net/vitamin.htm

〝完璧活用ビタミンブック〟 http://suga-ra.hp.infoseek.co.jp/part1.html

〝ビタミンの効能とアドバイス〟 http://www.nzp.cc/htm/Vitamin.htm



≪おまけの雑学≫

〝ビタミン〟という名前は、1911年にポーランドの学者カシミール・フンクが、生命維持に必要な(=ヴァイタル)+アミン(=窒素基を持つ物質)という意味で〝vital+amine〟→〝vitamine〟と名付けました。しかし、その後、次々と発見された同様の物質が、必ずしも窒素基を持つものではない事が分かった為、語尾のeを除いた〝vitamin〟という表記が定着しています。

また、A、B、C……というアルファベット順の呼び方は、命名法が決まってからはKを除いて、発見された順番に付けられています。

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